木の家に住むということ「経年美を共に育てる」

自然素材の家は、定期的にメンテナンスやお手入れをして住まうことで味わいが増し、経年美が得られたり「共に育つ」ことができる家です。

「メンテナンスのいらない新建材」でつくられた家は一見快適そうですが、その裏を返せば「メンテナンスフリー=修理ができない」ということ。「メンテナンスが必要=修理して永く使える」という見方もできると思います。

お手入れを楽しみながら、自然素材の木の家を「共に育てていく家族」として接してみませんか?

柔らかく傷がつきやすい反面、補修も容易。
経年で「味わい深く」なっていく無垢の木

肌ざわりが優しく柔らかいため足腰にも負担が少ない、新建材特有の科学臭がなく木の香りがするなど、無垢の木には様々な恩恵があります。

しかしその反面、床に硬い物を落としたりするとフローリングに凹みや傷がついてしまう場合も多くあります。

こうした傷は最初は気になるかもしれませんが、経年とともに木材が色づいていくとともに、味わいとして深みを増していきます。
また、小さな傷や凹みは簡単に補修することもできます。

用意するもの
アイロン・雑巾・霧吹きスプレー

傷ついた箇所に水をスプレーで吹きかけ、上から雑巾をかぶせてアイロンで熱を与えます。
木が元に戻ろうとする力により、傷や凹みが目立たなくなります。

木が「生きていた」ことによる収縮は、乾燥が落ち着くまで様子を見る

無垢の木の家は、木が呼吸することにより高い吸放湿作用があります。

新築後から経年により木が乾燥していく過程で、まれに木と壁の間(幅木や建具枠、造り付け家具と壁の間など)に隙間が起こります。

これらが気になる場合は、木の乾燥が落ち着く新築2年後くらいまで待ってから補修を行います。

補修方法の一例… 床材と同じ細かく加工した木材を隙間に埋め込む方法など

 

壁を汚してしまった時に気軽に補修できるのも、左官壁の魅力

「湯布珪藻土」は100%自然由来の物だけを使った珪藻土塗り壁材。一般的な珪藻土との最大の違いは「接着剤を使用していない」ということ。

多孔質である性質を最大限活かし、室内の湿度を快適にコントロールしてくれるほか、「壁に傷や汚れがついても簡単に直せる」というのもメリットです。

用意するもの湯府珪藻土補修キット

汚れた部分に水をスプレーし、珪藻土が柔らかくなったところでヘラを使ってこそぎ落とし、練った珪藻土をコテを使って塗り、ならします。練った状態の珪藻土は茶色ですが、完全に乾けば色が白くなり、境目が目立たなくなります。

床や階段が黒ずんできたら、汚れを落として再塗装することでリフレッシュ

室内床は塗装仕様の場合、自然由来のオイルで塗装します。再塗装の目安は2~3年としていますが、黒ずみが目立ってきたり、水滴を垂らして撥水されずに浸み込むようでしたら、オイルを塗って保護してあげることをお勧めしています。

用意するもの

オスモ ウォッシュ&ケア、オスモカラー、メラミンスポンジ、雑巾

ウォッシュ&ケアを希釈したものをスプレーし、メラミンスポンジで汚れを落とします。
雑巾で拭き取り乾燥させたら、オスモカラーを薄く塗りさらに乾燥させます。

木や素材の特徴を正しく理解し、住まいを「自分色」に育てよう

木や自然素材の良いところと「こんなことが起こることがあります」ということを正しく知っていただいた上で、木の家と仲良く付き合い、住まいを自分色に育ててもらいたいと私たちは考えています。

年に2回のご自宅訪問・点検の「家まもり定期訪問」でも、メンテナンスのご相談を受けたりアドバイスやレクチャーをさせていただいております。

永本建設の「家まもり定期訪問」とは?

 

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