日当たりのよい家をつくるためのポイント「接道」とは?

 

「接道」とは、建物を建てる敷地と接している道路のこと。

この道路が敷地に対してどの方角にあるかによって、建物の日当たりなどに影響します。

たとえば敷地が角地であれば、2方向の道路に接しているということなので日当たりや風通しが良さそうというメリットは想像できますよね。

「南道路」のメリット・デメリット

土地から見て南側に道路がある「南道路」。南側に道路があるので、道路幅+お庭分は南側に距離を確保できるため日当たりが良いのが最大のメリット。

しかし敷地の形状や間口によっては、そのメリットをあまり活かせない場合もあるのです。そのポイントは「玄関の位置」。
一般的に玄関は道路側に配置しますが、間口の狭い土地だと、玄関が邪魔になって1階南側に1つしか部屋が取れないことがあります。

南道路と北道路の建物配置例

間口が狭いと、せっかくの南道路でも南側に部屋が広く取れない。

「北道路」のメリット・デメリット

土地から見て北側に道路がある「北道路」の場合はどうでしょう?
北道路であれば、玄関は北側につくるので南側をすべて居室に充てることができますが、日当たりの点で注意が必要です。
一般的な住宅地において、冬至(一年で最も太陽の角度が低い)の太陽の角度は正午で約30度。そのため、冬場に1階南側に日を取り込むためには、図①のように隣家との距離を約10m近くも取る必要があります。

冬至の日の入りの例

1階に日を取り込むためには10m近く隣家との距離が必要(冬至の時)

冬至の日の入りの例

一般的な住宅地では隣家との距離はあまり取れないため、冬場は1階に日が入らない

しかし、実際には一般的な住宅地では隣家や隣の建物との距離は取れたとしても3mくらいが一般的ではないでしょうか?そうすると図②のようになり、冬場の1階への日当たりは期待できないことが分かると思います。

どうしても日当たりの良いLDKを実現したい時は、思い切って2階をリビングにします。
そうすると、家族の集まる空間が明るくなり、日当たりと風通しのよい開放的な家ができるので、日当たりを優先される場合は参考にされると良いと思います。

「日影シミュレーション」で日当たりイメージをつかもう

検討している土地の周りにこれから建物が建つ可能性があったり、日当たりのイメージがつかめない場合は「日影シミュレーション」をしてみましょう。
図③は土地の南側道路の向かいに家が3棟建った場合の、朝~夕方にかけての日影のイメージです。朝は日影の影響を受けますが、日中~夕方にかけては日当たりを確保できることが分かります。

日影シミュレーション例

土地の南側道路の向かいに家が3棟建った場合の、朝~夕方にかけての日影のイメージ

 

土地の形状や間口など、条件によってプラン・間取りには様々な工夫ができます。
土地の検討時に気になる場合は、「どういうプランが可能で、日当たりはどうなるのか?」まず一度ラフプランを依頼してみましょう。

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