デザイン・機能・燃費で選ぶおすすめ機種【薪ストーブ診断】

「薪ストーブを設置しよう!」
…でも、どんな機種を選べばいいの?そう感じる方も多いのではないでしょうか。
機種を選ぶ基準は「デザインと見た目」「機能性」「燃費」の3つが大きな要素ですが、
メーカーやモデルごとに特徴はさまざまです。

今回は「燃焼方式」「構造」「素材」などの観点から、
あなたにぴったりの機種を見つけるためのヒントをご紹介します。

 

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薪ストーブの燃焼方式の違い

燃焼方式キャタリティック燃焼

ダッチウエスト バーモントキャスティングス

一次燃焼で残った未燃焼ガスをハニカム構造の触媒に通すことで、クリーンな排気を目指した燃焼方式。
薪の燃焼とともに発生する未燃焼ガスを無駄なく再燃焼させます。
熱効率がとても良く薪の消費量が少なく済むので、ランニングコストが抑えられるというメリットがあります。

 

 

燃焼方式リーンバーン燃焼

ダッチウエスト

薪の燃焼(一次燃焼)と煙の燃焼(二次燃焼)を異なる燃焼室で行う燃焼方式。
キャタリティック燃焼の次にクリーンな排気を実現します。
空気をたっぷり使って燃焼するため熱効率が高く、薪の消費量が抑えられるほか、
本体の分厚い鋳物から出る輻射熱効果も期待できます。

 

 

燃焼方式クリーンバーン燃焼


クアドラファイア ダッチウエスト バーモントキャスティングス

最も一般的な燃焼方法です。
一次燃焼、二次燃焼をひとつの火室で行うため、操作方法が簡単で価格も比較的安価。
燃焼室上部に設置されたバッフル板の付近に新鮮な空気を放出して二次燃焼を行い、
完全燃焼(クリーンバーニング)を促す仕組みです。

 

 

燃焼方式WOOD BOX燃焼

ネスターマーティン

給気された酸素をあらかじめ予熱し、高熱化した燃焼用空気を使用する燃焼方式。
本体・背面・天板で排気熱を利用しコントロールすることによって、安定した高い燃焼効率を実現します。
必要以上の高温にならないため、一般的に薪には不向きとされる針葉樹なども燃やすことができるというメリットもあります。

 

薪ストーブの構造(暖め方)の違い

暖め方複合式

輻射式と対流式の両方の燃焼方法を併せ持ったもの。
ストーブ本体から出る輻射熱は薪ストーブ周辺、対流式のクリーンな暖気は部屋の空気を対流させ、高い暖房効率を得られます。
例) ダッチウエスト エンライト

 

 

暖め方輻射式

密閉された火気内で薪が燃焼することによって薪ストーブ本体を暖め、その熱が部屋全体を暖めます。
昔からのオーソドックスな暖め方で、ストーブ本体はとても高温になります。
例) ハンターストーブ ヘラルド

 

 

暖め方開放式

薪が燃焼することによって生まれる熱エネルギーが、薪ストーブ本体と周辺の空気を暖めます。
フロントドアがないために暖気がすぐ煙突から逃げてしまい、燃焼効率は劣ります。
例) 暖炉

 

 

暖め方対流式

周りにもう一層の外板を設けて、そこに空気を取り込んで対流させながら暖気を作り出します。
火室を通らないクリーンな暖気がストーブ上部から放出され、部屋を暖めます。

薪ストーブの素材の違い

素材鋳物(いもの)製

薪ストーブに一番多く使われている素材。暖まるまでに時間はかかりますが冷めにくく、蓄熱性に優れます。

 

素材鋼板製

鋼板は加工がしやすいため、デザイン性の高い機種に多く採用されています。
着火後すぐに暖まりますが、火が消えると冷めるのも早いのが特徴です。

 

素材天然石製

鋳鉄製フレームに天然石を重ねて作ります。
暖まるまで時間がかかりますが、火が消えても数時間暖かさを保てるほど蓄熱性に優れます。

 

あなたにぴったりの機種はどれ?【薪ストーブ診断】

下記の診断チャートでは、簡単な質問に答えるだけで「あなたにぴったりの薪ストーブ」を診断します。
あなたのライフスタイルやこだわりにおすすめのモデルを見てみましょう。

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薪ストーブでどんなことができるか、火のある暮らしを想像するとワクワクしてきませんか?

お好みの機種がある程度絞れたら、薪ストーブショールームに行ってみるのもよいでしょう。
実際の機種を見てみたり、専門スタッフに説明を受けたりしながら、暖かさを体感することもできます。

なお、建物の規模や構造、屋根形状や立地条件によって設置条件は違うため、
既存住宅に設置する場合は現地調査を行ったり、新築の場合は平面プランと並行して、
機種や設置場所を綿密に検討していきますのでご注意を。

 

 

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