オフシーズンに欠かせない薪ストーブのフルメンテナンス方法

定期的なメンテナンスのススメ

冬場に大活躍した薪ストーブ。
オフシーズンに入ったら、次のシーズンに向けてメンテナンスはしっかり行いたいものです。

煙突・本体の清掃と点検を行うフルメンテナンスは、大変な作業ではありますが
きちんと手順とコツを知れば、ご自分で行うことが可能です。

今回メンテナンスしたのは
RAIS Q-TEEⅡ

薪ストーブは燃焼方式によってメンテナンス性にも違いがあります。

今回メンテナンスしたのは、モダンなデザインが特徴のデンマーク製「ライスQ-TEEⅡ」。
一般的な燃焼方法「クリーンバーン方式」を採用しており、シンプルな構造でメンテナンスも比較的容易なモデルです。

 

清掃・点検に必要な
メンテナンスグッズたち

煙突掃除に必要な「煙突ブラシ」「煙突ブラシ用ロッド」をはじめとし、ワイヤーブラシやガラスクリーナーなど必要なメンテナンス道具を用意しましょう。

煙突ブラシ用ロッドは煙突の長さによって必要な本数が違うので、設置された販売店に確認の上購入されることをお勧めします。
また、高所作業においては安全対策をしっかりと行うことが必須です。高所用ヘルメット、命綱、ハーネスなど安全対策できるものをしっかり準備しましょう。

掃除機の先に取り付ける「延長ホース」は、ホームセンターなどで購入できる「洗濯機用排水ホース」で代用可能です。

メンテナンスの手順

1.室内側の煙突を外す

煙突を固定しているロッキングバンドを取り外し、二重煙突とシングル煙突のアダプターを時計回りに回して外します。
外した煙突は室内が汚れないようにポリ袋に入れ、煙突の先には養生テープ等を使ってポリ袋を取り付けます。

2.煙突トップの取り外し

命綱・ハーネス・ヘルメットを着用し、梯子や脚立を使って屋根に上がります。
ロッキングバンドを外し、煙突のトップを取り外します。
外したトップはススをまき散らさないようにポリ袋の中に入れて運びましょう。

3.煙突トップの洗浄

笠・トップ側面のボルトを外し、パーツを分解します。
内部にこびりついたススをワイヤーブラシでこすり落とします。ある程度汚れが落ちたら仕上げに水洗いし、ウエスで拭きあげます。

煙突外部はそのままこすってしまうと塗装が剥げるので、先に水で汚れを流してからワイヤーブラシでこすりましょう。

4.室内側煙突の洗浄

シングル煙突を解体し、内部のススをワイヤーブラシでこすり落とします。
外部は塗装が剥げないようにウエスでやさしく拭き取りましょう。

5.煙突内部の汚れ落とし

煙突用ブラシにロッド(棒)を取り付け、煙突の上から差し入れます。室内側にブラシが出るまでロッドを延長していきます。
煙突の先まで抜けたら、今度は順番に抜いていき、これを3往復繰り返します。

6.煙突トップの取り付け

先ほど綺麗にしたトップをしっかり乾かしてから組み立てます。煙突にトップを取り付け、
ロッキングバンドで固定します。

7.本体内部の清掃

内部の灰を取り出します。掃除機の先に延長ホースを取り付け、取り切れない灰を吸い取ります。
外せる部品を順番に取り外し、内部をワイヤーブラシで掃除します。

8.ガラスの清掃、ガスケットの確認

ガラスクリーナーを含ませたウエスで磨き、ガラスに付着しているススを取り除きます。
その際、ガスケットの状態を確認し、外れそうな所があればガスケットボンドで固定します。
ガスケットは消耗品なので、硬くなっていたら新しいものに交換しましょう。

9.室内側煙突の取り付け

ポリ袋を取り外し、煙突を下から差し込んで取り付け、
ロッキングバンドで固定したら完成です。

定期的なメンテナンスのススメ

薪ストーブのメンテナンスは1年に1回をおすすめしています。
定期的にフルメンテナンスを行うことで、下記のようなメリットがあります。

  • 燃焼効率が下がりにくく、本体が壊れにくくなる
  • 交換補任の劣化具合がわかる
  • 煙道火災の心配がなくなる

本体のメンテナンスはご自分で頑張って、煙突はストーブショップへ依頼する…という形でもOK!
ストーブショップ ウッドストックでは、専門スタッフによるメンテナンス講習会が定期的に開催されているほか、
メンテナンス料金がお得になる早期メンテナンス割引もご用意しています。

ストーブ機種別
メンテナンス動画のご紹介

薪ストーブのフルメンテナンス方法
(煙突メンテナンスも含む)

DUTCHWEST ダッチウエスト・エンライト|本体メンテナンス

NESTOR MARTIN ネスターマーティン・S43|本体メンテナンス

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